実に様々なラブホテルが存在し、多くのカップルがラブホテルを利用しています。
しかしながら、テレビなどで大々的な宣伝はされませんし、友人知人からの情報も得られにくいのがラブホテルです。
ネットが普及した現代でも、施設の特性上、利用報告・口コミ・感想など数が少なく、公式ホームページや詳しい情報もまだまだ数少ないのが現状です。
公式HPがある場合でも、写真や宣伝文言だけが誇大表現になってしまっている場合も少なくありません。
また、ラブホ情報サイトでは大雑把な写真と情報しか載っていない場合や、その情報サイトと契約していないホテルでは写真すら載っていない場合もあります。
そんなラブホテル選びのため、正直なところ「実際に入ってみないとわからない…」というのが現実です。
そのため、当サイトでは一般的なラブホの選び方に加え、「はじめての方でも失敗にしくいラブホ選びのポイント」を交えながら詳しくご案内していきます。
基礎知識３ もくじ
※詳細はホテルによって異なります。ここでは一般的な内容を中心に解説していきます。
ラブホテルの情報収集は主にインターネットが現代の主流です。
ネット上には、食事でいうところの食べログなどのような専門の情報系WEBサイトのほか、GoogleやYahoo!の情報欄に掲載されているラブホもあるため、その辺りから候補を探していきます。
最近では自社ホームページを運営しているホテルも多くなってきていますので、「地域名+ラブホ」などで検索するとラブホの自社HPや、おすすめのラブホを紹介している個人サイトなどもヒットします。
基本的にラブホテルは予約をせずに先着順になってしまうため、候補を3～5つぐらい複数選んでおくことがポイントです。
特に週末・休前日・連休中・人気の観光地付近・人気のホテル街では、第一希望の部屋に泊まれる確率はけっこう低くなり、現地で再度周辺のホテルを探して見て回ったりするロスが起こりやすくなります。
このため、ホテルや地域は複数候補を選んでおく、かつ、泊まりたい「ホテル名」だけでなく「部屋番号・優先順」までを決めておくと、現地に着いたときの空き状況によってスムーズな移動と部屋の確保をすることができます。
カップル旅行での前乗りでラブホテルを利用する場合、目的地付近にあるラブホテルに泊まれることが理想的です。
付近に泊まりたいラブホがない場合には、その途中にあるホテルを近い順に探していきます。
ラブホテルは高速道路のインターチェンジ付近に多くありますので、まずは最寄りのインターチェンジ付近から探し、ない場合にはその1つ手前、そこにもない場合にはまたその1つ手前、といった具合になります。
カップル旅行の場合、重要となってくるのが「清潔感」です。特に女性の方は気にされる方も多いかと思います。
そこで、ニューオープンやリニューアルオープンのラブホを選ぶと、比較的に綺麗で清潔感のあるホテルに泊まることができます。
厳密には新しさと清潔感は直結しないのですが、やはりニューオープンやリニューアルされたラブホテルは、多くの場合で見た目にも綺麗で設備も新しくなっています。
オープンとは逆に、「モーテルタイプ」や「エアシューターを使っているホテル」は昔からあるホテルの可能性が高くなっています。
もちろん、それらのホテルでも常日頃のメンテナンス・丁寧な清掃・リニューアル・改装・改築などで清潔感や外装内装も変わってくるので、一概に昔からあるホテルだからといって清潔感がないということでは決してありません。
また、リニューアルがどの程度のリニューアルなのか、などによっても変わってくることもあります。
このため、結局のところ「実際に入ってみないとわからない」ということにはなってしまいますが、
いずれにしても言えることは、「ニューオープン」や「近年リニューアル」のラブホテルは、それ相応の新しさや綺麗さになっている「可能性が高い」ということです。
なお、清潔感は別として、ラブホテルの場合は老舗旅館や古民家のように年数が経つほどに味わいが深くなるようなことはほぼ皆無で、ほとんどのラブホテルが経年劣化に応じてそれなりに古臭く感じてしまうのが一般的な感覚です。
ラブホテルの部屋タイプ・設備・サービス・料金設定は、ホテルや客室によって実に様々です。
そこで「その日に泊まりたいラブホの条件」を決めておくと、その条件を目安にラブホテルを簡単に絞っていくことができます。
露天付き・プール付き
カップルでラブホを利用するなら、ちょっとした温泉旅行気分も味わえる露天風呂付きがおすすめです。
次の日の観光デートのワクワク感を持ちながらゆったり入る開放的な露天風呂は最高の癒しにもなります。
高級・豪華・広め
多くの場合で一番失敗しにくいのが、おおよそ1万5千円以上あたりの料金が高めの高級ラブホテルです。
コストパフォーマンス云々もありますが、恋人とのせっかくのお泊り旅行デートなので、泊まるホテルは少し慎重になりたいところでもあります。
価値観は様々ですが、特に「恋人との初めてのお泊り旅行」や「久々のお泊り旅行」であれば、少しお金を多めに出してでもお互いに満足のいくホテルに泊まれる方が理想的と当サイトでは考えます。
なお、ラブホテルの2人で2万円は食事や接客がない分、下手な旅館の2人で2万円（1人1万円プラン）よりも「客室・設備・サービス」などが充実していることも少なくありません。
バリ風・アジアン風
若いカップルに人気が高く、部屋のタイプとして多くなってきているのが「バリ風・アジアン風」などのリゾートホテル風のラブホテルです。
このタイプのラブホテルは、内装や小物にも気を配っていることが多く、見た目にも綺麗でおしゃれです。
また、料金が安くても比較的に失敗の少ないラブホテルの多くが、こういったインテリアに明確なテーマを持っているようなラブホになります。
バリ風やアジアン風の場合は個人の好みもありますので、カップル旅行の際には相手の好みや相談なども大切です。
モダン・シック
バリやアジアンなどのリゾート風ほど内装や小物でそのテーマを明確には表現しにくいのですが、モダンやシックもテーマをもってそれを表現できているラブホは失敗の少ないホテルが多くなっています。
リゾート風に比べて好き嫌いの好みも出にくいため、多くの人に受け入れられやすい雰囲気のラブホと言えます。
格安・激安・低料金
多種多彩で様々なラブホテル経営があるなか、コストパフォーマンスに優れた安くて良いラブホテルも、もちろん存在します。
立地しているエリア相場などにもよりますが、平均するとおおよそ「1泊 3千円～6千円台」あたりまでを格安ラブホテルと呼んで良いのではないでしょうか。
なお、お付き合いしたてで初めてのお泊り旅行など、できれば失敗したくないようなときには、格安ラブホテルは運にかなり左右される面も大きいため避けた方が確率的には無難とも言えます。
とはいえ、言うまでもなく安いに越したことはありませんし、節約志向のカップルや低予算の旅行を希望しているカップルには、格安で質の良いラブホもたくさんありますので、おすすめです。
和室・畳あり
最近の和室や畳は、ひと昔前のいかにもな和室ではなく、琉球畳のような畳を使って清潔感あるおしゃれな部屋が多くなっています。
フローリングの床にソファとベッドといった、ザ・ラブホをあまり好まないカップルや、そういう雰囲気を避けたいカップルには、おしゃれな今どきの和室タイプのラブホもおすすめです。
ちょっと変わった珍しい部屋
ラブホでの前乗り旅行をたくさんしていくと、よくあるタイプのラブホはなんとなく面白味がなくなってくることがあります。
そんなカップルには、ちょっと変わった珍しい部屋のラブホをおすすめします。
全国的にもあちこちにあるタイプではないこと、料金も比較的に高めであること、部屋数が少ないために空いていないことも多いなど、難点もありますが、目的地付近にそのようなラブホがある場合には、候補にしておくと旅行の楽しみがひとつ増えます。
詳しいことは上の「４．こだわり条件から選ぶ」などにて個別に解説しています。
ここでは失敗しにくいラブホ選びを簡単にまとめて紹介します。
カップルによっても価値観や考え方は様々ですが、主に「恋人との初めてのお泊り旅行・久々のお泊り旅行・はじめてのラブホテル利用」など、できるだけ失敗したくないときにはこちらも参考にしていただければと思います。
まず、一般的に当然と言えば当然ですが「料金設定はそれ相応になる」ことが多く、安いラブホテルは安いなり、高いラブホテルは高いなりの内装・設備・サービスになっている場合が多くあります。
また、厳密には新しさと綺麗さは直結しないのですが、ニューオープンやリニューアルのラブホテルは、やはり「それ相応の新しさや綺麗さ」を保てている可能性が高くなります。
これらのことを含めてまとめると、
この5つが確率的には失敗しにくいラブホテル選びと言えるかと思います。
もちろんラブホによっても異なりますし、例外も当然あります。
絶対に失敗しないラブホ選びは現実的ではないため、あくまで、失敗しない可能性がより高くなると考えられる「失敗しにくい主なポイント」がこの5つになります。
はじめてラブホを利用する方や、できるだけ失敗したくないときには、これらのことも少し参考にしながらラブホを選んでいただけると、より満足感の高いカップル旅行になるかと思います。
カップル旅行を楽しむ手段として、旅行目的地への前乗りとラブホテルの活用をおすすめしています。
姉妹サイトでは「カップルでの温泉旅行・貸別荘・海が見える伊豆の宿」など、他にもカップルにおすすめしたい旅行情報を詳しく案内しています。
皆さまの楽しいカップル旅行のお役にたてればと思います。
