カップルズホテルのハウツー

ラブホの基礎知識
ラブホの使い方とシステム

初めてラブホテルを利用する初心者の方のために、ラブホの入り方からチェックインのしかたとチェックアウト時の料金の支払い方法など、使い方の流れやシステムを詳しく解説していきます。

基礎知識2 もくじ

※システムや各詳細はホテルによって異なる場合があります。ここでは一般的なものを中心に解説していきます。

(1)チェックインのしかた

1.モーテルタイプの場合

モーテルタイプ(基礎1-1 ラブホの種類 参照)のラブホテルの場合、駐車場の車内から泊まる部屋を選び、選んだ部屋の車庫に車を停めます。

入り方は 各部屋の車庫のところにある「部屋タイプ・設備・料金」などを記載した看板を見ながら泊まりたい部屋を選びます。

駐車スペースの奥には部屋への入り口ドアがあり、その駐車スペース奥のドアから部屋に入ると自動的にチェックインとなります。

特にフロントに行く必要はありません。

車庫から入室すると自動的にチェックインされるため、フロントやロビーを通る必要もなく、人に会うことはほとんどありません。

チェックアウトの際も、室内の自動精算機で料金を支払ってアウトするため、他の利用者に会うことはほぼありません。

2.ビルタイプ・フロントタイプの場合

ビルタイプ・フロントタイプ(基礎1-1 ラブホの種類 参照)のラブホテルの場合、駐車場に車を停めたあと建物入り口から入ってフロントやロビーにまず向かいます。

フロントやロビーには「部屋タイプ・設備・料金」などが記載された「客室パネル」などがありますので、そのパネルを見ながら泊まりたい部屋を選びます。

部屋の番号ボタンを押して決定するとレシートなどが出てきます。

レシートには部屋番号が書かれているので、部屋番号を間違えないようにエレベーターや階段を使って部屋に向かいます。

通常は特にフロントに声をかける必要はありません。

フロント・ロビー・廊下・エレベーターなどを移動するので、たまに他の利用者と顔を合わせることもあります。

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(2)部屋の中のシステム

標準的な部屋は「メインルーム・バスルーム・洗面所・トイレ」からなり、設備は「テレビ・持ち込み用冷蔵庫・自動販売機・電子レンジ・ドライヤー・アメニティ類」があります。

飲食物を持ち込めるのもラブホテルの大きな特徴で、持ち込み用の空の冷蔵庫で保管しておくことも、電子レンジで温めることも可能です。

冷蔵庫に入れられるスペースがホテルによって大きく異なることと、冷凍庫がない場合もあるので注意が必要です。

ほかに、自動課金式の自動販売機が設置されている場合も多く、ボタンを押して商品を取り出すと自動的に料金が加算され、最後にまとめて精算する仕組みになっています。

自動販売機には一般的な飲み物やアダルトグッズなど、ラブホテルによって内容は様々です。

ラブホテルのその他の設備については「基礎1-3 ラブホの設備」もご覧ください。

インフォメーション冊子

客室にはホテルの利用案内などを記載した「インフォメーション」のようなガイド冊子がおいてあります。

お得なサービス・利用時間・料金・アメニティ・設備・オーダーのメニュー表・レンタル品のメニューなど、ホテルの利用案内全般が載っていますので、一度目を通すと良いでしょう。

インフォメーションガイドにメンバーズカードの情報なども載っています。カード自体は室内のテーブルの上などにおいてあり、当日のその日から利用できる場合が多くなっています。

メンバーズ会員の登録をすると「メンバーズサービス・割引サービス・ウエルカムサービス」などの特典を受けられることがあります。

登録料は無料か有料でも数百円程度で、差し引きしてもお得な場合が多いように設定されています。なお、名前や住所などは登録しない匿名登録が可能です。

登録方法は、多くの場合で自動精算機に挿入するだけですが、ホテルによっても異なりますので、インフォメーションガイドなどをご覧になってみてください。

電気照明・音楽の操作のしかた

ラブホテルのベッドの頭側の方にはヘッドパネル(照明パネル)があります。

そのヘッドパネルで「客室照明の点灯消灯や明暗・音楽の切り替えや有無」などを操作します。

まれに、照明の全消灯ボタンを押しても自動販売機やスロットマシーン類など一部の明かりが消えない場合もありますが、多くの場合は機器に個別についている消灯スイッチで照明を消すことができます。

お風呂にお湯を入れる

ラブホテルのお風呂にはお湯が入っていない場合が多いので、自分でお湯を入れることになります。

浴槽の種類は「ジャグジー・ジェットバス・バブルバス」などのお風呂が一般的に多いです。

なお、屋外にある露天風呂や半露天風呂などの場合は、照明で明るくしておくと場所や時期によっては虫が集まってくるため、必要なとき以外は明かりを消しておくと虫対策になります。

モーニングコールを設定する

多くのラブホテルには時計がありません。このため、内線電話を使って目覚まし用のモーニングコールを設定したり、携帯電話のアラームを設定してから眠るようにしましょう。

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(3)注文・オーダーのしかた

飲み物・食べ物・追加アメニティ・レンタルなど、部屋から注文することができます。

メニューは「別冊子」が置いてあったり、「テレビ画面」で確認したりできます。

女性の方はバスルームに好みのシャンプーがなければ、別冊子に載っている好みのシャンプーを頼むこともできます。

また、主に宿泊料金の高いラブホテルでは、朝食の無料サービスやウエルカムサービスなどを行っているところもあります。

これらがメンバーズサービスになっているホテルもありますが、せっかくの無料サービスですのでインフォメーションガイドをよく見て、注文してみましょう。

注文方法

注文方法は主に「電話注文・リモコン注文」の2種類があり、注文のしかたなどもインフォメーション冊子に詳細が載っています。

「電話で注文」の場合は、内線電話からフロントに電話をして商品番号・名前・個数などを伝えます。

「リモコンで注文」の場合は、専用のリモコンを使ってテレビ画面などを見ながら注文します。

なお、24時間注文を受け付けているラブホテル、深夜の注文は受け付けてないホテル、オーダー内容によって時間が決まっているなど、その辺りはホテルによって様々です。

注文品の受取り・返却

オーダー注文した商品は、係りの人が部屋まで持ってきて部屋のチャイムを鳴らしてくれます。

品物は出入口付近に置いてあることが多いですが、ドア横の専用小窓から受け取るラブホテルなどもあります。

空いた食器などは、基本的にはチェックアウトのときに部屋にそのまま残しておけばOKです。

すぐに返したいものは、受け取った場所に戻しておくと次回注文時に下げてくれたり、フロントに連絡を入れると下げに来てくれるラブホテルもあります。

なお、レンタル品などは、チェックアウト前までに返却、または、帰りにフロントに戻す必要がある場合もあります。詳しくはインフォメーション冊子や注文の際に返却についての案内がありますので、それに従ってください。

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(4)チェックアウトのしかた

基本的に多くのラブホでは、モーテルタイプ・フロントタイプ・ビルタイプのいずれの場合でも、客室内の入り口付近の壁に設置してある「自動精算機」で料金の支払いをします。

自動精算機の「精算ボタン」を押すと精算画面に進むので、表示された料金を確認して現金やクレジットカードで支払いを済ませます。

支払いが完了すると入り口ドアのロックが解除され、チェックアウトできるようになるので、そのままホテルを出ます。

コインパーキングで出庫するときの自動清算の流れをイメージしていただけるとわかりやすいかと思います。機械で支払いを済ませるとロックが解除されて出られる、という流れです。

なお、チェックアウトの時間にフロントから電話などはかかってこないため、自分たちで時間を確認する必要があります。

また、時間をオーバーしてしまうと自動的に延長料金が加算されてしまうため、時間に余裕を持って帰り支度をしてください。


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